和紙創作の世界


花嫁着付師&和紙創作家

Emiko Seno が提案する
羽のように軽い花嫁さんの式服


和紙創作を手掛けたきっかけ

花嫁衣裳の重さに疑問を抱き軽い衣裳を作りたい

その思いが創作に走らせ作品が完成

28年ほど花嫁着付に携わり、衣裳の重さに疑問を抱き続けてまいりました。時代は変わっているのに、なぜ花嫁さんの身体に負担がかかる重い衣裳のままなのか、疑問に感じておりました。婚礼衣裳業界も同じように感じられていたのか、夏用やスタジオ撮影用のオーガンジーの打掛を提案、残念ながらこの提案は短命に終わったように思います。


花嫁小物5点セットは、胸もとや帯に使用するもの。思い出の品として残せるものは?と考えた時に、和紙で作る筥迫(はこせこ)と懐剣を思いつき、実物を解体し和紙で作ってみました。また結婚前の気持ちなどを書き残せる短冊入れも、挟めるように工夫しました。本体:楮(こうぞ)和紙100%・水引・紙糸使用



和紙創作家人生の始まりです。



創作している間、色んなアイデアが浮かびました。挙式を挙げる今の気持ちを書いて、胸もとに入れて結婚式に臨めば、きっとお守りのような役割を果たしてくれるのではないだろうか。


結婚式離れや和装離れを阻止するためにも、軽い花嫁衣裳ができれば状況は変わってくるかも?。

ご存じですか?。花嫁さんは9kg前後の花嫁衣裳を身にまとい、全身で重さを受けとめて挙式に臨まれます。


創作しているとアイデアが浮かび、身体の負担を軽くして楽しい結婚式の思い出を残して頂くには?を問いながら模索。そこで閃いたのは、紙素材で作る「羽のように軽い花嫁衣裳」。


忘れてはならない大事なこと、厳かな神前式に相応しい正絹の衣裳の歴史を重んじることと、軽い紙製の衣裳を競合させるのではなく、温故知新で活かせるようにすること。令和時代に合った日本の伝統文化の和紙を用い、花嫁さん支度。10kgのお米を持ち帰るだけでも重く、手が痛くなります。それに近い重さを全身で受けとめてお式に臨まれます花嫁さん、次第に笑顔が薄らぐ花嫁さんと接する度に、正絹に似た手触りと、光沢のある何か軽い衣裳は出来ないものかと探り続け、不織布で作ることに到達。

体力に自信がない方や和婚を諦める貧血ぎみの花嫁さんにも、朗報の衣裳です。


長襦袢・掛下・打掛などの衣裳全ての糸を解き、型紙をおこす作業から始め、約1年半かけて完成。


布製の着付け方法でボディに着せてみました。力は必要なく、指先だけで着付けが完了。布製の正絹ではなく化繊の衣裳のように滑り着崩れしないように、紐や伊達巻きや帯が滑らないように紙を選択、体力も必要とせず仕上がりました。片手で衣裳一式が持てる手軽さ、大変感動しました。

これならば、高齢で引退された着付師さんの仕事としても、活動の場が提供できると思います。



<お問い合わせ先>

和紙工房さくら(桜ブライダル) 代表:瀬野恵美子

東京都杉並区高井戸西2-11-9-302 

営業時間/10:00~18:00 定休日/水曜日


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綿帽子販売にご協力下さいます、写真館様を募集しております。

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末永いお二人の幸せを願い、「衣裳付属の綿帽子」の考え方ではなく

手元に置いてお守りのような存在の綿帽子になればと考えております。

納品写真や綿帽子を見るたびに撮影の楽しい時間を思い出して

末永く家族円満でいられますように、販売の輪を広げられればと思います。


ご賛同下さいます写真館スタッフ皆様

心よりご連絡をお待ちしております。